むせて→鼻からたまご焼き

卵焼きを食べた。時間がなかったので、急いで食べたためにむせた。口の中にある、ご飯粒たち、おかずさん達は、暴動を起こし食道とは逆の鼻の方へ逆流していった。これは大変だと思い、水または、お水を飲むが鼻の道からは固まりは出てきそうにない。おい!お前はもう、包囲されているんだぞ!オイどーした?とかいっちゃってる。とか言っちゃってもつまっているものの大きさから推測するに、鼻の穴から出てこられても、困る。鼻に卵が詰まっている人として今日は生きなきゃならん。「鼻に卵が詰まってる奴なんかに説教なんてされてたまるかー」ガッ!シャーン!しかし卵は鼻に詰まっている。小学生の頃から、得意の鼻をズーズー吸うのが頼りになりそうだ。ズーズー吸う。異物感を感じながら、ズーズー吸う。たまに鼻をかむ。とティッシュに映るのは、透明ではなく、異様に黄色い鼻水。あぁー、卵が溶けているんだなぁと思う。脳みそじゃないのが救いだね。何をしても、鼻の奥の主は出てこない。出てきてはくれないのだ。もうー、鼻に詰まったままでいいかしら?原始的かしら?と思い、ズーズー吸っていたら、取れた感じ。そう!そう!これを待ってたーー!取れたー!ワーイ!ピーッ!ピピピピピッピー!!取れたよ。いやぁ爽快!この爽快感を味あわせてやりたいわ。誰にも「卵が鼻に詰まっている」と訴えなかったので、自分だけでパニックに陥ってました。だから?